- 形質 / Phenotype
- brown ommochromeがないため,複眼は明るい深紅色である。単眼は無色。v とbw の組み合わせでは,複眼は白色。野生型と v の組織の性モザイク個体では、遺伝子型が vである場合、複眼の色は野生型 (Sturtevant, 1932, Proc. Intern. Congr. Genet., 6th., Vol. 1: 304-7)。vの眼原基を野生型の幼虫に移植した場合、野生型の色彩になる (Beadle and Ephrussi, 1936, Proc. Natl. Acad. Sci. U.S. 22: 536-40)。
Beadl と Ephrussi の v[+]ホルモンは キヌレニン として認識される (Rizki and Rizki, 1963, J. Cell Biol. 17: 87-92) 誘導酵素 トリプトファンピロラーゼ の活性はない (Baglioni, 1959, Nature 184: 1084-85; 1960, Heredity 15: 87-96)。 非タンパク質 トリプトファン は蓄積される (Green, 1959, Genetics 34: 564-72)。 su(s)遺伝子座における対立遺伝子によって抑制される (Schultz and Bridges, 1932, Am. Naturalist 66: 323-32)。 su(s) vの トリプトファンピロラーゼ は動力学的に野生型のそれとは異なる(Marzluf)。部分的飢餓条件下では、ある種の褐色色素が形成される(Tatum and Beadle, 1939, Biol. Bull. 77: 415-22)。幼虫のマルピギー管は薄黄色(Brehme and Demerec, 1942, Growth 6: 351-56)。RK1。
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